**Tournesol**

2016年4月フランス人と結婚しました!フランスの北ブルゴーニュ(ド田舎)と日本のど真ん中(プチ田舎)での生活について書いてます〜♪

フランスの健康保険に加入できたよ〜かかりつけ医編〜

かかりつけ医を登録したお

結婚式シリーズの途中ではありますが、先日フランスで初めてお医者さんのところへ行って来たので、書き残しておこうと思います!

 

これまでフランスの健康保険に加入についての記事はこちら。

 

前回の本編でもちらっと書きましたが、まず住んでいる市でMédecin Généraliste/一般医を探したところ1人しかおらず、新規患者の登録はしていないってことで断念。

旦那がMédecin traitant/かかりつけ医として登録している、隣の市の一般医に登録してもらうことにしました!

 

そもそも、かかりつけ医ってなんぞや?って思いますよね。私もそうでした。

日本ではあんまり馴染みがないんですけど、フランスでは一人一人にかかりつけ医という「私のお医者さん」を登録しておきます。

で、病気になったときに基本的にはまずかかりつけ医に診てもらいます。

もちろん他の医者に診てもらうことも可能ですが、保険の還元率が全然違うらしいです。

(かかりつけ医制度の詳細については、こちらを参照ください)

ミュチュエルの仕組みを知ろう - フランス生活情報 フランスニュースダイジェスト

 

 

予約は2ヵ月後

これもフランスあるあるだと思うんですけど「あの〜予約入れたいんですけど・・・」って電話するとだいたい提案されるのが2ヵ月後や3ヵ月後だったりします。笑

医者不足なのか、医者の怠慢なのかはよくわかりませんが、フランス人でもよく文句言っているのを聞くのでずっとこんな感じなんでしょう〜。

もちろん緊急の際は、救急で受け付けているところへ行けば(たぶんめちゃくちゃ待つけど)診てくれるらしいです。

うちの近くには20kmくらい離れている市の総合病院の救急センターへ行くか、逆方面に20km離れた救急を受け付けている医者のところへ行くことができるらしいです。

きっとこういうのはパリとか大きい街ならたくさんありそう。

 

ってことで、4月半ばに予約を入れて予約できたのが6月11日。

急いでないからいいけども。すぐに病院行けないのは結構辛い。

 

 

はじめまして

もちろんフランスで医者にかかるのは初めてでした!

Carte Vitale/カルトヴィタル(保険証)を出すと、専用の機械に通してくれてパソコンで名前・住所・電話番号・・・などなどを登録してくれる・・・はずだったんだけど、

この日はその機械が故障中!(フランスあるある)ってことで、カードにはまた今度登録してくれるらしいです。

ということで、CPAM(Sécurité Sociale/セキュリテソシアルの事務所)に送る用の登録の紙だけ書いてもらいました。

 

 

最初は登録だけのつもりでしたが、予約がなかなか取れないしと思って『生理不順』であること・これから子供が欲しいことを伝えて、軽くカルテを作ってもらいました。

 

もうね、日本と色々違いすぎてツッコミどころ満載だった♡笑

 

【チェックされたこと】

  • Taille/身長
    → 部屋の隅から「え?いつから使ってるの?^^」ってくらい可愛い単なる木の棒が出て来て、それで身長を測りました。超アナログかわいすぎた。笑

  • Poids/体重
    → 私日本人の中では自信を持ってぽっちゃり系なんですけど(笑)、医者が「君はパーフェクトな身長体重だね!!」ってなぜか嬉しそうだった。謎。笑

  • 心臓の音(前からと後ろから直接)

  • 肺の音(前からと後ろから直接)

  • Tension artérielle/血圧
    → これもまたアナログの血圧計でした♡ここまでくると癒される〜。笑
    お医者さんがね「12.7だね」って言ったんです。
    12.7って・・・なに?? と思ってあとから調べたら、日本では単位がmmHgなのに対して、フランスはcmHgなんだそう。
    ってことで、つまり『127mmHgで正常』でした。
    ちなみにフランスでは『最高血圧/最低血圧』って言い方はしないらしいです。

 

【質問されたこと】

  • Vaccine/ワクチン(予防接種)は全て接種しているか
    →「一応日本で指定されているものは全て受けているはず」という答え方しかできませんでした。
    「日本なら大丈夫だろう」と言われましたが、今度日本に帰った時に母子手帳を持ってくるかメモってくるかした方がいいとのことです。

  • Varicelle/水疱瘡にはすでにかかっているか
    →単語がわからなくて英語に言い直してくれたんだけど英語で水疱瘡って"Chiken pox"っていうらしいです。笑
    なんのこっちゃ全然わからなくって「はえ?チキン??」ってなりました。笑

 

【これからやること】

  • 血液検査(別途ラボで行う)
    →とりあえず健康状態の確認ってことで、血液検査してもらうことになりました。
    ラボに提出する紙(処方箋的な?)ものを書いてもらって、好きな時にラボへ行けばいいらしいです。ちょうど来週旦那が1週間バカンス取ることをさっき知ったので(笑)、そのときについて来てもらおうと思ってます^^
    その結果をみて、生理不順ともしかしたら不妊の治療に入るかもって言われました。
    私生まれつき血管が細いんです(母もそうだったので完全に遺伝)。なので日本で血抜かれるときもいつも看護師さん困らせるタイプ。痛いし・・・。こわいおー><

 

改めて、フランス語頑張ろう

このお医者さんが時折みせる笑顔が素敵で、とても優しそうな方でよかったです^^

でもなによりめちゃくちゃ早口で、ただでさえ医療用語はよくわからないのにフランス語を聞き取るのが難しかった・・・

英語も流暢に話してくださる先生でほっとしたのもつかの間、英語も超早口。笑

私1人での受診は結構厳しいなあ、と思いました。。。

(ちゃんと伝えればゆっくり話してくれると思いますが・・・)

ちなみに、この日の支払いは25ユーロ。現金か小切手のみ使用可でした。

--- 追記 (2018.06.26)

半月後セキュリテソシアルから16.50ユーロ返金されました!

てことで実質8.5ユーロ自己負担でした。

---

 

 

今回スタージュさん(私と同じくらいの歳?の男性)が一緒にいたんですけど、医者のスタージュってことはつまり研修医的なことだよね?

こんなド田舎で私みたいな外国人は結構イレギュラーなはず。いい経験できたね〜笑

なーーんて勝手に思いながら、フランスで初めての医者訪問は終わりです!^^

 

今日の写真は記事とは全然関係ない子猫です♡

f:id:ayaco1024:20180613000950j:image

先日家の前で拾いました。状態からみて、おそらく誰かが捨てたんだろう、とのこと。悲しい。

既に里親を見つけて譲ったんですが、本当に可愛かった♡
『寿司』と名付けました(旦那が)。笑

幸せになってね~お寿司ちゃん♡

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