【記事紹介】日本への里帰り出産は泥棒と同じなのか？
今日はちょっと難しい話。
日本の出産事情などがわからないので友人に聞いたり、ネットで調べたりしています。
『海外 里帰り出産』などと検索していると、こんな記事をみつけました。
海外在住の質問者さんが日本に返って出産することを実家に告げると、日本国民に迷惑になるので国民健康保険に加入しないよう（全額実費での出産をしなさい）言われたというもの。
それに対して『当たり前だ』という意見がもちろんあるんだけど、この記事の筆者の方はもっと色々考えると『問題なくね？堂々と何人でも日本の公的負担で元気な子供を産んでいいんじゃない？』という内容。（だいぶはしょった）
海外へ結婚や転勤で移住した人のほとんどは、《海外転出届》を出して住民票を抜き国民健康保険・年金を払わない（年金は任意で続けられる）人が多いと思います。
さて、私はというと・・・
実はまだ住民票を残したままなんです。つまり、国民健康保険にも年金にも入ったままということです。
フランスのSécurité Sociale/社会保障に加入するのに、とんでもないくらい時間がかかるということが移住前にわかっていたのと、特に持病などはないのですが移住前に体調を思いっきり崩したりしたこともあって抜かずに移住しました。
結局フランスの社会保障には移住から約１年かかって加入できましたが、結局日本の住民票を抜かずに丸２年経ってしまいました。。。
（さすがに今回の帰国で抜いてくる予定）
今回里帰り出産を決めた理由の大きな一つとして、この《日本の国民健康保険に加入したままである》ということが大きかったと思います。
もちろん日本語で出産できるという安心感が一番大きいのですが、国民健康保険に入りっぱなしだったのも後押ししてくれました。
現在市役所によっては《１年未満の滞在者は住民登録を拒否》するところもあるらしいです。（つまり国民健康保険にも加入できない）
実際フランス在住の友人で、だいたい３〜４ヶ月周期で日本とフランスを行き来している方がいますが、日本では加入を断られたと言っていました。
どうやら一時滞在で国民健康保険に加入し、日本の高額医療を受けて帰る外国人（主に中国人）が増え、そのような対応をするようになったとか。。。
みなさんはどう思いますか？
もちろん賛否あると思います。
一時帰国の際、住民票を入れている方っていらっしゃいますか？
１〜２週間の滞在なら大丈夫だと思いますが、１ヶ月とか長期で帰られる方やお子さん連れの方は不安ですよね・・・。
私は移住するまで大きな怪我や病気をすることなくしっかり保険料も払ってきたのに、海外に移住したからと言って健康保険に入れなくなるのはちょっと冷たいな〜と思ってしまいました。
日本国民に変わりはないのに。
（国籍を変えてしまったらまた話は変わってくるかなとは思います）
なかなか触れづらいちょっと難しい話題でしたが、おもしろかったので記事をご紹介してみました。
